IBD/IBSでも安心しておでかけするための持ち物リスト

「おでかけ先でお腹が痛くならないか心配」という場合でも、事前にしっかり準備をしているればその不安をやわらげることができます。少し荷物が多くなっても「お守り」のように持っていくことで、気持ちが楽になる持ち物リストをまとめました。

IBD/IBS向け、おでかけに持っていきたい持ち物リスト

お薬手帳・健康保険証

旅行や出先が家から遠いときに持っておきたい持ち物。

出先で緊急で病院にかかるときに、持病や常用薬を確認することができます。

また、健康保険証が無いと、病院を受診したときの医療費が10割になってしまいます。後日保険証を持ってくれば返金されることが多いですが、遠方だと手間になってしまうため事前に持っている方が安心です。

常用薬の予備

災害や仕事など何らかの理由で帰宅できないときのために、常備薬の予備を持っておくのをおすすめします。

とくに、毎日飲み続けないと行けない薬の場合、「薬を飲まなかったことによって悪化したらどうしよう」というストレスで調子が悪くなってしまうこともありえます。

カーディガン

寒がりの方、寒さでお腹を壊しやすい方に必須のアイテム。冬はもちろん、夏場の冷房対策にも使え、1年中持ち歩きたいアイテムです。

かさばるのを避けたい場合は、シアー素材などの軽いカーディガンを用意したり、カバンや腰に巻いたりとうまくファッションに取り入れてみてください。

また、仮に便失禁で服を汚してしまった場合に、カーディガンを腰に巻くことでお尻周りを隠すこともできます。

ホッカイロ

寒さの緩和や腹痛の緩和に便利なホッカイロ。かさばらないので、1枚はカバンに忍ばせておきたいアイテムです。

頻繁に使う方は、繰り返し使えるタイプのカイロ(充電式カイロ)を使うことでコスパ良くすることができます。

最近はモバイルバッテリー代わりにもなる便利な充電式カイロも販売しています。

腹巻き

こちらも寒さが苦手なかたにおすすめの持ち物。薄型の腹巻きであれば荷物になりません。

ポケット付きのものを選べば、カイロを収納することもできます。

携帯用音姫

排便の音が気になる人におすすめ。出先で「音姫」などのトイレ用擬音装置がない場合に変わりに使うことができます。排便音が気になる方にとってお守りになるアイテムです。

トイレでスマホを触るのに抵抗がない方は、無料で使えるスマホアプリやYouTubeの動画を流す方法もあります。

ナプキン・おむつ・替えの下着

便失禁が不安な方向け。女性向けナプキンは少量であれば便を受け止められますし、汚れても手軽に捨てられるのがメリットです。

おむつも何かあったときのお守りに。ただ、慣れていないとは着心地に違和感があるので、あらかじめ試し履きしたり、極力パンツに近い形の薄型のおむつを準備しておくのをおすすめします。

替えの下着は、普段遣いの下着はもちろん、旅行や災害時用の「使い捨てパンツ」だと持ち運びが手軽で便利。

おしりふき

便失禁をしてしまった場合のお守りに。下着を変えるだけでは不快感が拭えない、というようなシーンにあると助かります。水に流せるタイプだとより手軽に使えて便利。

番外編:あるとちょっと幸せになるもの

特定医療費(指定難病)受給者証

施設によっては「特定医療費(指定難病)受給者証」の提示で入園料が安くなるサービスを行っています。有名どころだと東京都の「サンシャイン水族館」や「東京タワー」など。

中には入園料が無料になる施設もあるのでおでかけの際はぜひ持っていってみましょう。

ただ、「障害者手帳のみ対象(受給者証は対象外)」というケースが多いので、事前に公式サイトで調べておくのが安心です。

アームカバー

アームカバーといえば、女性がよく使う日焼け対策グッズ…というイメージですが、実は使い勝手が良いポイントが盛り沢山。

従来の用途である日焼け対策以外に、腕を覆うことで寒さ対策にもなります。「カーディガンだと荷物になるけど寒さ対策をしたい」というときには、折りたたんで小さく持ち運べるアームカバーが便利です。

また、アームカバーで日焼け対策が事足りるかたは、日傘などの荷物を減らすことができるのもメリットです。

水溶性食物繊維

腸活や炎症性腸疾患の方に注目されている「水溶性食物繊維」。サンファイバーなどの商品が有名ですよね。

個包装で販売されているものだと手軽に持ち運ぶことができ、コーヒーやスープなどに気軽に混ぜやすいです。

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